ホットスタンプは様々な種類がある
カタニ産業株式会社で取り扱いされるホットスタンプは、プラスチックや金属、塗装面などへ熱転写を行う材料であり、近年は自動車内装パーツや家電製品、携帯電話や化粧品容器など幅広い場面で利用されるようになってきました。
ホットスタンプの特徴として、蒸着箔特有の光沢の良さに加えて、特別な技術を必要とせずにメタリック調のデザインを安定して製品に表現することができる特徴を持っています。
カタニ産業株式会社の熱転写箔は、目的や用途にあわせて利用できるように多くの種類やデザイン、色調を用意していることが特徴です。
例えば「顔料箔」は別名コーティング箔と呼ばれ、白や黒などの単色からメタリックパウダーを含有する転写箔となります。
シルクスクリーンのような厚みのある意匠を表現できることや、完全乾式であり瞬間的に高温で処理を行うので、シルクスクリーン直接印刷では困難な部分にも加飾や印字を行うことが可能です。
「メタリック箔」は別名真空蒸着箔と呼ばれ、ポリエステルフィルムにアルミ蒸着及び数工程の特殊コートを施しており、スタンピング箔のな中でも代表的なタイプです。
各種プラスチックへの転写はもちろん、皮革や紙製品など身近な商品に数多く使用されている特徴を持ちます。
「自動車箔」は、一般的なホットスタンプ箔と比べて諸物性・耐候性に優れているため、自動車パーツであるフロントグリル等の外装部品で採用されます。
溶剤を使用せず小スペースでコンパクトな設備のため、世界各国の工場で採用されています。